【お知らせ】AMR マルチステークホルダー・パートナーシップ・プラットフォーム(AMR Multi-Stakeholder Partnership Platform)加盟について(2023年9月13日)
日本医療政策機構は、2023年9月13日よりAMR マルチステークホルダー・パートナーシップ・プラットフォーム(AMR Multi-Stakeholder Partnership Platform)に加盟しました。本プラットフォームは国際連合食糧農業機関(FAO: Food and Agriculture Organization)、国際連合環境計画(UNEP: United Nations Environment Programme)、世界保健機関(WHO: World Health Organization)、国際獣疫事務局(WOAH: World Organisation for Animal Health)により、迫りくる世界的な脅威である薬剤耐性(AMR: Antimicrobial Resistance)に対処すべく新たに設立された分野横断型の国際的なネットワークです。
当機構では2016年よりAMRに関する課題への取り組みを開始し、2018年11月にAMR対策をマルチステークホルダーで議論する独立したプラットフォームとして、AMRアライアンス・ジャパンを設立しました。AMR マルチステークホルダー・パートナーシップ・プラットフォームへの参加と価値観の共有を通じて、国内外のマルチステークホルダーとの連携をさらに促進し、学修支援・啓発の強化、政策議論の深化、ワンヘルス・アプローチに基づくAMR対策の推進に貢献してまいります。
WHOによる2023年11月18日(土)~11月24日(金)の世界抗菌薬啓発週間(WAAW: World AMR Awareness Week)及び内閣官房による11月の「薬剤耐性対策推進月間」を記念し、お知らせいたします。
AMR マルチステークホルダー・パートナーシップ・プラットフォームとは
AMR マルチステークホルダー・パートナーシップ・プラットフォームは、AMR グローバル・リーダーズ・グループ(AMR GLG: AMR Global Leaders Group on Antimicrobial Resistance)、AMR対策のエビデンスに関する独立パネル(Independent Panel on Evidence For Action Against Antimicrobial Resistance)に並ぶ、AMRのグローバル・ガバナンスの一部です。
本プラットフォームは、マルチセクターによる協調的で包括的なワンヘルス・アプローチを通じて、AMRの増大する世界的な脅威に対処するため、AMRに関する世界の共通の価値観を広め、合意形成を行い、的を絞った行動を促します。活動を通じて、SDGs(Sustainable Development Goals)を含む2030アジェンダとユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC: Universal Health Coverage)の達成に貢献するとともに、将来のパンデミックの予防、準備、対応(PPPR: Pandemic Prevention, Preparedness and Response)に向けたワンヘルスシステムの強化を目指しています。
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